12月中旬になった頃。
しんやくんから、呼び出された。
「どうしたの?」
「あの、急でびっくりすると思うけど、俺と付き合ってくれない?俺、夢佳ちゃんのこと好きになっちゃって。」
『まさかの告白だった。』
「あー、えっと、しんやくんはいい人だけど、ごめんさない。」
断った。
「好きな人いるの?」
「うん。います。」
「それって、りょう?」
『そうなるよね。』
「はい。りょうです。」
「だよね。やっぱり、そうだよね。」
「ごめんね。」
「いいよ。これからも友達でいてくれる?」
「もちろん。私でよければ。」
「ありがとう。」
急な告白でびっくりしたが、嬉しかった。
でも、私の中には、りょうがいる。
しんやくんから、呼び出された。
「どうしたの?」
「あの、急でびっくりすると思うけど、俺と付き合ってくれない?俺、夢佳ちゃんのこと好きになっちゃって。」
『まさかの告白だった。』
「あー、えっと、しんやくんはいい人だけど、ごめんさない。」
断った。
「好きな人いるの?」
「うん。います。」
「それって、りょう?」
『そうなるよね。』
「はい。りょうです。」
「だよね。やっぱり、そうだよね。」
「ごめんね。」
「いいよ。これからも友達でいてくれる?」
「もちろん。私でよければ。」
「ありがとう。」
急な告白でびっくりしたが、嬉しかった。
でも、私の中には、りょうがいる。