椿が、庭の狂い桜の下で昼寝をしていた。
鬼が庭に居ると庭へも出れる事を知った麗奈は、椿の元へ行った。
寝てる姿も美しいなぁ〜。ボーッと見ていると、
グイッと椿は麗奈の手を引き、顔と顔が近づいた!
/////!
「あの!えっと…////;」
「一緒に寝るか?…。」
「…あ、いえ大丈夫…////;」
「1000年、待ちわびたぞ…。」
「え?」
「…1000年の間、人間に恋してない訳じゃない、この桜はその女が好きだった桜だ。」
「…そうなんだ。」麗奈は優しい笑みで、
「椿くんはその女性を一生愛したの?」
「あぁ…。」
「だったらその女性は幸せだったんじゃないかな、一生涯愛されて…。」
椿は麗奈を見た。
そうだな…。と初めて笑ってくれた。
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