図書室のドアが開いた。
 工藤くんだった。逃げようと思った。 

工藤くんが、私の手を掴んだ。
 振り払おうとしても、力が強くて、無理だった。

 メガネを取られた。
『ダメ。理性がなくなる。』

「俺に、めちゃくちゃにされたくなっただろ?めちゃくちゃにしてやるよ。」
 手をネクタイで縛られた。
ボタンを外されてた。
首筋や胸、お腹に唇が触れた。舌で舐められた。
「あぁーん。」
 身体は正直だった。