『もっとして。』

「もっとしてほしいの?」
「はい。」
「じゃあ、やめた。
 ジワジワいじめてあげる。」
「じゃあ、来週。」
工藤くんは帰って行った。

 私は耳を舐められただけど、動けなくなるほど、身体が熱くなった。

 メガネをして、気を取り直して帰ることにした。