母さんは瑚陽のこととっても気に入ってて
瑚陽の両親にもこれまで母さんや俺の事
助けて貰っていて、俺も大切に思ってて
そんな人たちを巻き込むなんて考えたくもなかった。
でも肝心の解決策なんて思い浮かぶ訳もなくて、つくづく自分が嫌になった
今日の授業なんかひとつも頭に残らなかった
「なぁ、冬生。なんかあったか?」
「…」
「おーーーい、冬生」
「あ?」
「あ?じゃねーよ。聞いてんの?」
「ごめん、なに?」
「だーかーら、なんかあったのか?」
「晴生俺の弟なんだよねぇ」
親友の歩夢にさらっと言ってみた
「は?!あの転校生くん?!」
「そ。」
「名字とかちげーじゃん。てかお前と結構つるんでるけどお前に兄弟とか初耳なんだけど」
「あーあいつばあちゃんに育てられてる」
「まてまて。脳みそ追いつかん。てか同学ってことは双子?!」
「そういうことー」
驚くのも仕方ないよなと思いながら歩夢に話していく
「で、なんでそんなやべぇ顔してんの」
「あいつ復讐しにきたんだって」
「復讐?!」
歩夢は全部が驚きなのがバカでかい声で話してくる
「瑚陽にも告って近づいてた」
「もうやべぇことになってんじゃん」
「おい、そこうるさいぞ」
先生に注意されてもなお、授業そっちのけで話し込んだ。
今までの話から全部。
「そういうことかぁ。でも俺は瑚陽と同じ意見。おばさんに話してみるべきだと思う。おばさんに言いづらかったらおじさんに話してみろよ」
「父さん出張ばっかで家にいねぇ」
「なんのための携帯だよ」
「あ、たしかに。」
冷静のようでかなり焦り悩んでいた俺の頭には当たり前のことすら抜け落ちていた
瑚陽の両親にもこれまで母さんや俺の事
助けて貰っていて、俺も大切に思ってて
そんな人たちを巻き込むなんて考えたくもなかった。
でも肝心の解決策なんて思い浮かぶ訳もなくて、つくづく自分が嫌になった
今日の授業なんかひとつも頭に残らなかった
「なぁ、冬生。なんかあったか?」
「…」
「おーーーい、冬生」
「あ?」
「あ?じゃねーよ。聞いてんの?」
「ごめん、なに?」
「だーかーら、なんかあったのか?」
「晴生俺の弟なんだよねぇ」
親友の歩夢にさらっと言ってみた
「は?!あの転校生くん?!」
「そ。」
「名字とかちげーじゃん。てかお前と結構つるんでるけどお前に兄弟とか初耳なんだけど」
「あーあいつばあちゃんに育てられてる」
「まてまて。脳みそ追いつかん。てか同学ってことは双子?!」
「そういうことー」
驚くのも仕方ないよなと思いながら歩夢に話していく
「で、なんでそんなやべぇ顔してんの」
「あいつ復讐しにきたんだって」
「復讐?!」
歩夢は全部が驚きなのがバカでかい声で話してくる
「瑚陽にも告って近づいてた」
「もうやべぇことになってんじゃん」
「おい、そこうるさいぞ」
先生に注意されてもなお、授業そっちのけで話し込んだ。
今までの話から全部。
「そういうことかぁ。でも俺は瑚陽と同じ意見。おばさんに話してみるべきだと思う。おばさんに言いづらかったらおじさんに話してみろよ」
「父さん出張ばっかで家にいねぇ」
「なんのための携帯だよ」
「あ、たしかに。」
冷静のようでかなり焦り悩んでいた俺の頭には当たり前のことすら抜け落ちていた