ーーーーカランカランーーーー
「いらっしゃいませ〜」
もうずっと働いているから
ドアのベルの音が鳴ると
反射的にこの言葉が出る
同い年くらいの茶髪の男の子が
「こんばんは〜」と
独特な関西のイントネーションをした挨拶をして入ってきた。
「ええ!めっちゃおいしそうやん!
うわ〜どれにしよっかな〜。
これも美味しそうやし、これも美味しそう!」
入ってくるやいなや
男の子はキラッキラの笑顔でパンを選び出す
「声大きすぎでしょ…笑」
大きい声でとても楽しそうに選ぶ男の子に
思わず私も笑ってしまう
そんな私に気づいた男の子は私の方を見て
「あ、すいません。
僕、声大きかったですよね。
テンション上がるといつも声が大きいって
周りにも注意されるんですけど
なかなか直らんくて…。」
そう言って反省する姿は子犬のようで
可愛らしかった
「いえ、うちのパンでそんなに喜んでいただけるなら私も嬉しいです笑」
そう私が伝えると
またキラッキラの笑顔に戻る男の子
「うわ、よかった〜。
ありがとうございます!
僕、食べるん大好きなんですけど
移動中手軽に食べれるものが良くて
それでパン屋に入ってみたら
めっちゃ種類あるから
うわ、いいとこ見つけた!
って嬉しくなってもーて…
騒がしくしたせいでもう来るなって言われたらどうしようかと思った…」
心から嬉しそうに話す彼は饒舌で
なんだか眩しかった
「いらっしゃいませ〜」
もうずっと働いているから
ドアのベルの音が鳴ると
反射的にこの言葉が出る
同い年くらいの茶髪の男の子が
「こんばんは〜」と
独特な関西のイントネーションをした挨拶をして入ってきた。
「ええ!めっちゃおいしそうやん!
うわ〜どれにしよっかな〜。
これも美味しそうやし、これも美味しそう!」
入ってくるやいなや
男の子はキラッキラの笑顔でパンを選び出す
「声大きすぎでしょ…笑」
大きい声でとても楽しそうに選ぶ男の子に
思わず私も笑ってしまう
そんな私に気づいた男の子は私の方を見て
「あ、すいません。
僕、声大きかったですよね。
テンション上がるといつも声が大きいって
周りにも注意されるんですけど
なかなか直らんくて…。」
そう言って反省する姿は子犬のようで
可愛らしかった
「いえ、うちのパンでそんなに喜んでいただけるなら私も嬉しいです笑」
そう私が伝えると
またキラッキラの笑顔に戻る男の子
「うわ、よかった〜。
ありがとうございます!
僕、食べるん大好きなんですけど
移動中手軽に食べれるものが良くて
それでパン屋に入ってみたら
めっちゃ種類あるから
うわ、いいとこ見つけた!
って嬉しくなってもーて…
騒がしくしたせいでもう来るなって言われたらどうしようかと思った…」
心から嬉しそうに話す彼は饒舌で
なんだか眩しかった