こいつらか、、、

確かに蛇を連れてるけど、毒蛇じゃないなら近づいても大丈夫だよな…

「朔、ダメ!」

「えっ?」

ガブッ

「ハハハッ、オヤケの副総長さまも落ちこぼれたもんだな。次は、そこにいる総長さま、お前の番だ」

こいつら、ちゃんと情報調べてないだろ。俺、もう総長になったんだけどな。まあ、総長がやられてるほうがやばいけど。葵はこの族の姫だ。今までみたいに、葵にこの族をオヤケを守らせるわけにはいかない。俺がみんなを、葵を守らないと。

「ワンッ」

ハッ、そうだ、俺は何のためにジローを連れてるんだ。

「行け、ジロー!!」

「ワンっ!ワンっ!」

ジローがヘビのところに走っていった。

きっとジローが行けば毒ヘビでも怖がって逃げるはず、、

だが、、、

「ジロー!!!!」

朔が叫んだときにはもうジローはヘビに噛まれていた、

なーたふぬしのやつらは、ヘビをつれて、笑いながら帰って行った。