護は天井を見上げて、何か考えているみたいだった。
しばらくして、口を開いた。
「…なあ、玲奈、1番好きな人とは結ばれないならさ、もうオレにしておけば?」
!!! 突然、何を言い出すのっ!?!?
「何考えてんの? 護、成績はいいくせに、バカなんでしょ」
相手は護なのに…冗談だと分かっているのに…ドキッとしてしまった。
「2番目以降の中で選ばないといけないんだったら、オレって悪くない選択なんじゃない? オレのじいさんも大喜びするし」
「護のおじいちゃんにはよく遊んでもらったし、夏にはアイス、冬には肉まんを買ってもらったりもしたけど、だからって、私の人生を護にあげられないわ!」
「即答しなくていいよ。ゆっくり考えてみて」
「ない、ないから! 信じらんない!! 帰るっ」
手をひらひらと振る護をにらんで、私は護の部屋を後にした。
しばらくして、口を開いた。
「…なあ、玲奈、1番好きな人とは結ばれないならさ、もうオレにしておけば?」
!!! 突然、何を言い出すのっ!?!?
「何考えてんの? 護、成績はいいくせに、バカなんでしょ」
相手は護なのに…冗談だと分かっているのに…ドキッとしてしまった。
「2番目以降の中で選ばないといけないんだったら、オレって悪くない選択なんじゃない? オレのじいさんも大喜びするし」
「護のおじいちゃんにはよく遊んでもらったし、夏にはアイス、冬には肉まんを買ってもらったりもしたけど、だからって、私の人生を護にあげられないわ!」
「即答しなくていいよ。ゆっくり考えてみて」
「ない、ないから! 信じらんない!! 帰るっ」
手をひらひらと振る護をにらんで、私は護の部屋を後にした。