「カップルで乗ると幸せになるっていうジンクス」
「そんなジンクスあるの??」
頂上でキスをしたカップルは別れないっていうジンクスは知っていた。
でも、それを言ったら、頂上でキスするはめになりそうで、護には言わないでおいた。
観覧車に隣り合わせで座っていると、お互いの顔が近くて、すぐにキスできてしまいそう…
「あれっ? オレ、そんな恥ずかしくなるようなこと言った? 何で真っ赤になってんの??」
「ううん、何でもないからっ! 気にしないでいいからっ!!」
慌てて、護とは反対側の景色を見た。
「呪いは1つだけなのに対して、今日だけでも幸せになるジンクスを2つも達成したよ。案外、もう呪いよりも、ジンクスのパワーの方が強くなってるかもな」
護がけろっとして言う。
「そんなジンクスあるの??」
頂上でキスをしたカップルは別れないっていうジンクスは知っていた。
でも、それを言ったら、頂上でキスするはめになりそうで、護には言わないでおいた。
観覧車に隣り合わせで座っていると、お互いの顔が近くて、すぐにキスできてしまいそう…
「あれっ? オレ、そんな恥ずかしくなるようなこと言った? 何で真っ赤になってんの??」
「ううん、何でもないからっ! 気にしないでいいからっ!!」
慌てて、護とは反対側の景色を見た。
「呪いは1つだけなのに対して、今日だけでも幸せになるジンクスを2つも達成したよ。案外、もう呪いよりも、ジンクスのパワーの方が強くなってるかもな」
護がけろっとして言う。