「お母さん、『2月に立志式やるから、保護者の人に、手紙を書いてもらってきてください』だって」
私は、お母さんに学校で配付されたプリントを手渡した。
「へー。立志式…って、どんなことやるの?」
「将来の目標について、作文を書かないといけないの。それを文集にするんだって。イヤだなー。あと、講演会もあるって。『私が夢を叶えるまで』っていう題の。学校の近くにある会社の社長さんを呼ぶらしいよ。あーあ、冬の体育館って寒いから、話が短いといいなー」
行事の続く2学期が終わって、3学期はのんびり過ごせるかな、なーんて思っていたのに…。
「玲奈も、もうそんな年齢なのねー。早いわ。」
お母さんがプリントを眺めながら、しみじみとつぶやいた。
私は、お母さんに学校で配付されたプリントを手渡した。
「へー。立志式…って、どんなことやるの?」
「将来の目標について、作文を書かないといけないの。それを文集にするんだって。イヤだなー。あと、講演会もあるって。『私が夢を叶えるまで』っていう題の。学校の近くにある会社の社長さんを呼ぶらしいよ。あーあ、冬の体育館って寒いから、話が短いといいなー」
行事の続く2学期が終わって、3学期はのんびり過ごせるかな、なーんて思っていたのに…。
「玲奈も、もうそんな年齢なのねー。早いわ。」
お母さんがプリントを眺めながら、しみじみとつぶやいた。