リビングはすごく広かった。30畳以上あるような感じだった。
「先生は、何がお好きですか？」
「あーなんでも。じゃあ、寿しでもいいですか？」
「あ、はい。」
マネージャーに頼んで買ってきてもらうようだった。

「お酒は飲まれますか？」
「少しなら。」
「シャンパン飲みましょ。」
シャンパンを開けて乾杯した。

「先生は、このマンションの何階に住んでみえるんですか？」
「5階です。」
「そうなんですね。」
「見晴らしが全然違いますね。夜景キレイですね。」
窓からの夜景が輝いてみえた。

マネージャーが戻り、寿しをいただいた。
「ご馳走様でした。わざわざありがとうございました。
　では、私はこれで。」
「本当にありがとうございました。」
「では。」
吉村さんの部屋を出て、自室へ帰った。