1月2日。
「ついたよ。」
と、裕太から電話があった。
 急いで家を出た。
「おはよう。」
「おはよう。お願いします。
なんか、変な感じ。また、こうして出かけるなんて。」
「そうだね。10年弱経つもんね。」
「うん。」

 神社で参拝した。

「お昼ごはん食べない?」
「うん。」
「何がいい?」
「そばがいい。年越しそば食べてないんだよね。もう、越したけど。」
「じゃあ、そばにしよう。」
そばを食べた。