「ううっ。寒い……」
パソコンに向かって持って帰った仕事をしていた彼は、寒そうに肩を抱くと身体を震わせた。
「終わったの?」
「終わった。
終わったから寝よう」
「はーい」
読んでた本を置き、膝掛けを軽く畳む。
一緒にベッドに入ると、彼が後ろからぎゅーっと抱きついてきた。
「あったかい……」
「そう?」
「ああ。
いい匂いだし、適度にぷにぷにでさわり心地いいし、あったかいし、もう、サイコーの抱き枕」
私のあたまに彼は頬をすりすりしてる。
喜んでもらえるのはいいんだけど、困ったことがひとつだけ。
「もう、手!」
「えー、だって気持ちいいんだもん」
……結局彼にいたずらされて。
素直に眠りつくことができないのです。
パソコンに向かって持って帰った仕事をしていた彼は、寒そうに肩を抱くと身体を震わせた。
「終わったの?」
「終わった。
終わったから寝よう」
「はーい」
読んでた本を置き、膝掛けを軽く畳む。
一緒にベッドに入ると、彼が後ろからぎゅーっと抱きついてきた。
「あったかい……」
「そう?」
「ああ。
いい匂いだし、適度にぷにぷにでさわり心地いいし、あったかいし、もう、サイコーの抱き枕」
私のあたまに彼は頬をすりすりしてる。
喜んでもらえるのはいいんだけど、困ったことがひとつだけ。
「もう、手!」
「えー、だって気持ちいいんだもん」
……結局彼にいたずらされて。
素直に眠りつくことができないのです。