放課後ひとり、音楽を聴きながら彼の委員会が終わるのを待ってた。
教室に差し込む夕日。
大好きな音楽。
「なに食ってんの?」
急に目の前に現れた彼に驚いた。
イヤホンを外して彼を見上げる。
「チョコレート」
パキン、板チョコに噛みついて折る。
もぐもぐ食べてる私を彼は肘をついてみてる。
「なに?
食べる?」
パキン、再びチョコを折り、くわえたまま彼の顔を見た。
「食う」
それじゃあと、チョコを手で折ろうとしたら、間近に彼の顔。
目を見開いたまま固まってる私にかまわず、彼はくわえていたチョコを、唇をふれさせて奪い取った。
「な……」
「ん?」
「学校でこんなことするなー!!!」
火が出そうなほど熱い顔で怒ってる私に彼は余裕で、余計にむかついた。
教室に差し込む夕日。
大好きな音楽。
「なに食ってんの?」
急に目の前に現れた彼に驚いた。
イヤホンを外して彼を見上げる。
「チョコレート」
パキン、板チョコに噛みついて折る。
もぐもぐ食べてる私を彼は肘をついてみてる。
「なに?
食べる?」
パキン、再びチョコを折り、くわえたまま彼の顔を見た。
「食う」
それじゃあと、チョコを手で折ろうとしたら、間近に彼の顔。
目を見開いたまま固まってる私にかまわず、彼はくわえていたチョコを、唇をふれさせて奪い取った。
「な……」
「ん?」
「学校でこんなことするなー!!!」
火が出そうなほど熱い顔で怒ってる私に彼は余裕で、余計にむかついた。