「ところが最近、元気がなくなったみたいな顔をして、昼もペットボトルの水だけで。心配だったんだ。だって俺の癒やしがなくなっちゃうし、ね?」 ツキトがぽんぽんと、あたしの頭を叩いた。 「こうして今、一緒にいるんだからいいじゃん。寄っ掛かって甘えたってさ。」 何かの縁だし、ね? ツキトの目が優しい。 「また、壊れちゃいそうになったら、俺に言ってよ。」 ちゃんと、アヤちゃんを見てるからさ。 .