「なんでもないよー」



微笑んで首を横に振れば、



「そう?」



いつものように、少し首を傾げて見せた。



ツキトの仕草が、好き。



声も目も、腕も睫毛も。



想いも優しさも。



あたしの全てになりつつある。



ツキトに出逢えたことは、あたしの運命。



ツキトとこれから先も、一緒にいたい。



どうかどうか、叶いますように…。




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