毎晩恒例の、ツキトとの他愛もない電話。 いくら喋っても、話題は次から次へ出て来て、なかなか『おやすみ』にたどり着かないのもお約束。 こうして電話越しでだって、笑いあえる相手がいること。 なんだか、ふわふわしたような、空だって飛べちゃいそうな、 そんな、感じ。 .