「アヤちゃん、今日の夜、一緒にご飯行こうよ。俺、早めに仕事上がれそうだから。」



そんなツキトのお誘いが、最近は嬉しくて。



「またー?ツキト、友だちいないんでしょう?」


そんなあたしのからかい半分の言葉に、



「そー。だって俺、アヤちゃんしかいらないしー。」



なんて、さらっと言ったりする。



ね?いいでしょ?



横を向いて笑顔をくれたツキトに、



「仕方ないなー!」



うつむき加減に、返事を返した。



ヤバい…今、顔を上げたら赤い頬に気づかれてしまう…。



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