桜の花びらでまわりが桃色の空間にかこまれているとき



さゆりは学校を一人でさまよっていた


「やっとついた…ここって一年三組だよね」



ガラガラガラ…………



扉を開けたそのさきは、


ドライアイスのような冷たい視線の数…

なんかみんな私より大人っぽい人ばかり


斜め上をみると、

二年三組 西澤学級

「……失礼しました……」



ガラガラガラ………


最悪だ!!中学校生活始まる前なのにこんなことしてる私って……

「よーし!!今度こそは(>_<)一年三組だよね!?」



ガラガラガラ………