あれは、夏の夜。

父の会社の

上司、同僚、部下の方々が

大勢で家にきた。



夕方頃に家にきて、

夜の12時くらいに最後の人が帰った。



私もその時は、夜遅くまで起きていたのだ。



そうしたらお母さんに頼まれた。



「明日の朝ごはんないから、近くのコンビニで買ってきて?」



これがすべての幕開けだった。



兄は、

「俺も一緒に行こうか?」



と言ったが、私は



「コンビニ近いし、大丈夫だよ」



と言って断った。