『愚かな男だ。娘がそうなら父親も同じか』



違うんです...本当のお父様は陛下ですっそろそろ効力が切れる



『陛下っ聞いてくださいっ!!実は私陛下の娘なんですっ!!』



私がそう言うと私は呆気に取られていた。何を言うかと思えば見え透いた嘘をつく愚か者。



すると少しずつ髪と瞳の色が変わっていき白髪に黄金の瞳へと変わった。



その姿に周りは目を疑った



─エリアーナでさえも



『お父様っ!早くこの女をどうにかしてくださいっ!お父様の娘の私を虐めたのはこの女ですっ!』



『リズナリア...?これはどういう』



フィオナもビスターもウェインもスェードも混乱していた。



『へ、陛下!!この娘は陛下の娘だったんですよっ!そうか!そうだったのか!!』



狂ったのかフィオナはデカい声そういった。



『黙れ。』



グサッ...



一瞬の事だった。



フィオナ伯爵は心臓を一突きされ地面に転がった




『へ、陛下っ!?それはあまりにもっ...』




声を上げた知らない貴族がまた1人首を切られた。