社交の場だからか優しい口調の皇女様


私はこんな人と姉妹になるんだ...



あ...服に埃が着いて



そして手を出し埃を取ろうとした瞬間



『キャッ...!!』



─ドサッ!



手を伸ばしている私、突き飛ばされたかのように床に座る皇女様



『えっ...?』



え、なんで...転けて、、



『君っ!!何してるんだっ!!』



『皇女様を突き飛ばしたぞっ!』



『なんてやつっ!!』



『フィオナ様っ...わ、私何かしましたかっ学園でもドレスにお茶を零したり、足を引っ掛けたり、わざと教室の場所を間違えて言ったりっ...それに私の友人と婚約者まで奪ってっ!!酷いですっ』



ねぇ...何を言ってるの?



全部私がされてきた事じゃない...友人と婚約者なんて奪ってないしっ!



周りが私を見る



軽蔑した目で─



『何事だ。』



『陛下!』


『皇帝陛下だっ!』



コツンコツンと私達の元へ来る。



『お父様っ!この子なんですっ私を虐めたのはっ!』