『うん、確かに。だから、結局、夢芽を好きなのは律君、律君を好きなのは幸斗、幸斗を好きなのは私。何かすごいな、もう笑うしかないわ』
無理して笑顔を作ってみたけど、ちょっとだけ…
ちょっとだけ切なくて…
何だか心が痛くて、柄にも無く涙が出てきた。
幸斗の前で泣いたらあかんやん。
心配かけたくなくて、今までずっとずっと何年も我慢してきたのに。
『明音…僕には明音も夢芽も大切な人だよ。すごくすごく大切。これからもそう。だけどね、今日だけは…律君のことも夢芽のことも全部忘れて、明音のことだけ大事に思うよ。せっかくの2人だけの夜だからね、今日だけは…』
その瞬間、幸斗は私のことを抱きしめてくれた。
嘘やん、これ夢なん?
私、幸斗の体に包まれてるん?
信じられへんけど、現実なんやんな?
こんなん…嬉し過ぎるし、めちゃくちゃ幸せや。
無理して笑顔を作ってみたけど、ちょっとだけ…
ちょっとだけ切なくて…
何だか心が痛くて、柄にも無く涙が出てきた。
幸斗の前で泣いたらあかんやん。
心配かけたくなくて、今までずっとずっと何年も我慢してきたのに。
『明音…僕には明音も夢芽も大切な人だよ。すごくすごく大切。これからもそう。だけどね、今日だけは…律君のことも夢芽のことも全部忘れて、明音のことだけ大事に思うよ。せっかくの2人だけの夜だからね、今日だけは…』
その瞬間、幸斗は私のことを抱きしめてくれた。
嘘やん、これ夢なん?
私、幸斗の体に包まれてるん?
信じられへんけど、現実なんやんな?
こんなん…嬉し過ぎるし、めちゃくちゃ幸せや。