『え~嫌だよ、律君と一緒なら怖くないのに~』
『あかんで、沙織。そんな子どもみたいなわがまま言うたら』
『あっ、ねえ、だったら私はここで待ってるから沙織ちゃんと律君で行ってきて。お化け屋敷は本当に苦手だから、行かなくて済むならその方がいいから』
それは紛れもない本心だ。
『律君、夢芽ちゃん怖いんだって。2人で行きましょ~』
沙織ちゃんは自分で律君の方に行って、腕を捕まえた。
『夢芽、お前も行こう。せっかく来たんだ』
今度は律君が私の腕を引っ張った。
何なのこれ。
『え~つまんない。じゃあ、いいよ。沙織は行かな~い』
ほっぺを膨らませてすねてる。
こんなあからさまなすね方あるんだね、ちょっとびっくりする。
『もう、何もめてるん。ほんならみんなで行こ』
明音…せっかく幸斗と2人きりになれるのに。
『そうしようよ。みんなで行こ』
幸斗も言った。
『あかんで、沙織。そんな子どもみたいなわがまま言うたら』
『あっ、ねえ、だったら私はここで待ってるから沙織ちゃんと律君で行ってきて。お化け屋敷は本当に苦手だから、行かなくて済むならその方がいいから』
それは紛れもない本心だ。
『律君、夢芽ちゃん怖いんだって。2人で行きましょ~』
沙織ちゃんは自分で律君の方に行って、腕を捕まえた。
『夢芽、お前も行こう。せっかく来たんだ』
今度は律君が私の腕を引っ張った。
何なのこれ。
『え~つまんない。じゃあ、いいよ。沙織は行かな~い』
ほっぺを膨らませてすねてる。
こんなあからさまなすね方あるんだね、ちょっとびっくりする。
『もう、何もめてるん。ほんならみんなで行こ』
明音…せっかく幸斗と2人きりになれるのに。
『そうしようよ。みんなで行こ』
幸斗も言った。