そんなある日、私は1人の男の子に、告白をされた。
その子は2年生の時に同じクラスだった男の子だ。
やんちゃで、髪色も明るく、人気もあった。
私は悩んだけれど、1度付き合ってみることにした。
見た目はやんちゃだけれど、いざ付き合ってみると、相当なピュアな人だった。
その人はとも君と周りから言われていたので、私もそう呼んだ。
とも君は、背が高く私のことを、いつもチビ扱いをする。
彼氏という名前がつくだけで、出かけるだけでデートになる。
と言っても、私たちはまだ中学生。
遊びに行くとしても、近くのショッピングモールや公園。
たまにミナミへ行くくらいだ。
とも君はとても優しかった。
凄く純粋で、手を繋ぐ事も付き合ってかなり経ってからだった。
私に彼氏が出来たからと言って、しんちゃんとの関係が壊れることは無かった。