「おばさんは怖い話に詳しいの?」


「詳しいなんてもんじゃない。お前は知らないだろうけれど、俺の母親は若い頃すげー仕事をしてたんだぞ」


目を輝かせて言う俊明に、浩はただただ首をかしげていたのだった。