「よし、浩にもなにかお菓子を買ってやろう」
調子に乗った俊明にそう言われ、浩は一瞬目を輝かせる。
しかしすぐに気持ちを切り替えた。
「お菓子はいらないよ。その代わり怖い話があったら教えてほしいんだけど」
その言葉に俊明も由香も目をパチクリさせた。
「怖い話? また、どうして?」
由香に聞かれて学校で友人らと披露しあっているのだと説明をした。
「なるほど、それで明日は浩の番なのか」
「そうなんだ。でもまだ怖い話を集めることができてなくて、困ってるんだ」
切実な気持ちを伝える。
すると2人はどうじに目を見交わせて、それから浩へ視線をもどした。
「それなら俺の母親の方が詳しいかもしれない」
「俊明兄ちゃんのお母さん?」
「あぁ。お前のおばさんだ」
俊明の母親は浩の父親のお姉さんだ。
家も近い。
調子に乗った俊明にそう言われ、浩は一瞬目を輝かせる。
しかしすぐに気持ちを切り替えた。
「お菓子はいらないよ。その代わり怖い話があったら教えてほしいんだけど」
その言葉に俊明も由香も目をパチクリさせた。
「怖い話? また、どうして?」
由香に聞かれて学校で友人らと披露しあっているのだと説明をした。
「なるほど、それで明日は浩の番なのか」
「そうなんだ。でもまだ怖い話を集めることができてなくて、困ってるんだ」
切実な気持ちを伝える。
すると2人はどうじに目を見交わせて、それから浩へ視線をもどした。
「それなら俺の母親の方が詳しいかもしれない」
「俊明兄ちゃんのお母さん?」
「あぁ。お前のおばさんだ」
俊明の母親は浩の父親のお姉さんだ。
家も近い。