「ただいまー!あ〜今日も疲れた!」

最悪なタイミングで帰ってきやがった……。

「あ、陽遊くんママおかえりなさいっ!」

「虹恋ちゃん〜!!今日の夕飯何?」

「グラタンだよ!」

これ、完全に話すタイミング失ったよな?

はぁ……マジかよ。

案の定母さんは虹恋にべったりで俺が虹恋に話す隙を与えない。

俺も虹恋も風呂に入り終え、俺は迷わず虹恋の部屋に行った。

「っ陽遊くん……」

「さっきの続き。話したい」

ベッドに座ってた虹恋の目の前に座った。

今度こそ、逃がさないからな……。

「……避けてごめんね。どう接していいかわかんなかったの」