今日は学校が休みだ。
いつもよりゆっくり起きてきた朝というかほぼ昼、寝巻のままで背伸びをしながらリビングに来ると大志がどっかへ行く支度をしていた。
「何、どっか行くの?」
「うん、怜くんと遊びに行く!じゃあな!」
「おぉー」
慌ただしく家を出て行った。
ポリポリとお腹を搔きながらテキトーに見送り、台所へ何か食べるものでもないかと探しに行こうと思った。
たまに怜くんと出掛けるよな。
忙しくてお兄ちゃんが全然帰って来ない!って芽衣が散々愚痴りに来るのに大志とはたまに遊ぶって怜くんもさすが怜くん…
あ、てことはあいつは今日家に1人か。
友達の少ないあいつは大概暇してるだろ。
………。
台所へ行くのはやめて、もう一度自分の部屋に戻った。
二段ベッドの上、枕元に置いてあった携帯を取る。
“暇?遊びに行こうぜ!”
そうLINEを送ると数秒で返事が来た。
やっぱり暇してたんだな。
“15分後家の前で!”
と、もう一度LINEを送信した。
いつもよりゆっくり起きてきた朝というかほぼ昼、寝巻のままで背伸びをしながらリビングに来ると大志がどっかへ行く支度をしていた。
「何、どっか行くの?」
「うん、怜くんと遊びに行く!じゃあな!」
「おぉー」
慌ただしく家を出て行った。
ポリポリとお腹を搔きながらテキトーに見送り、台所へ何か食べるものでもないかと探しに行こうと思った。
たまに怜くんと出掛けるよな。
忙しくてお兄ちゃんが全然帰って来ない!って芽衣が散々愚痴りに来るのに大志とはたまに遊ぶって怜くんもさすが怜くん…
あ、てことはあいつは今日家に1人か。
友達の少ないあいつは大概暇してるだろ。
………。
台所へ行くのはやめて、もう一度自分の部屋に戻った。
二段ベッドの上、枕元に置いてあった携帯を取る。
“暇?遊びに行こうぜ!”
そうLINEを送ると数秒で返事が来た。
やっぱり暇してたんだな。
“15分後家の前で!”
と、もう一度LINEを送信した。