真っ暗な闇から光が差しこむ。

そんな眩しさを感じて、目が徐々に開いていく。


ぼんやりとしたわたしの目の前に現れたのは、

ミイラ!?だった。

包帯で身体中をぐるぐるに巻かれてベッドに横になっている。

視界がはっきりするにつれて、ミイラの周りに見覚えのある顔を見つけた。


わたしの母親と父親、弟の姿がそこにあった。