「なんだかんだ言って、結構琴宮さんのやり方にうんざりしてる人も多かったんだ
と思う。投票は無記名だしバレないから、表向きは琴宮さんを応援してるふりして、来栖さんに投票した人も多かったんじゃないの?」
「私もそう思う! だからこそあそこまで競って、結果勝ってたんだよ」
「今日だって見た? 取り巻きに扇風機持たせてたし。いったい何様? あんな子がローズにならなくてよかったよ、ほんとに」
喋り出したら止まらない彼女たち。
次から次へと湧き上がってくる本音に、私も苦笑い。
「私たち、琴宮さんを恐れない。今日から私たちは来栖さん、ううん、寧々ちゃんの友達だよ!」
「そうそう!」
嬉しい! 嬉しい!!
女の子の友達を作るのをあきらめてた私に、突然できた友達。
「ありがとう!」
サマーキャンプ、参加して本当によかった。