雫な日常

後ろ足とシッポの間をティッシュでクシュクシュと擦ってやるとジョ〜とオシッコをしだした。

一日してなかったのか…
直ぐにビチョビチョになってしまったので慌てて
「ティッシュ」
と叫んだ。

三毛は小さく…
みゅゃ…みゅゃ…と鳴いていた

【う〜ん…気持ちいいよ〜
いっぱい出ちゃえ】

そして新しいティッシュでオシッコが出なくなるまで擦ってやった。

手のひらの上で仰向けに乗っている三毛のお腹はパンパンでバンザ〜イ状態…まるでボールに細い棒を四本刺したみたいな体形になっている。

お腹が、いっぱいになって安心したのか…
ウトウトしだした。

ケンに三毛をそっと渡して

「猫の家を用意するから見ててな」

と言って奥の部屋に行ってゴソゴソと探しだした。