ミャア〜ミャア〜ミャア〜

【何でこんな狭い所に入れるの何処に行くのあなたは誰なの】

ミャア〜ミャァ〜ミャァ〜

【お母さ〜ん叫ぶの疲れたよ】

「大丈夫やからな…
早よ帰ってミルク飲もな…お腹減ってるやんな…可哀想に…」

頭を撫でながら話かけた。

家のドアを開けたとたんケンが走って来た。

「見せて見せて抱かしてよ」

「先に荷物を運んで
そんで手を洗っといで
それからやん早よしい」

いつも文句ばっかり言ってるくせに今日は返事まで良い…

私は、凄いぞ〜三毛ちゃんと心で思いながら猫の頭を撫でた。