「またしてほしい? 」
いたずらな笑みを向けられる。
「そんなことないもん」
「顔紅いけど」
「いじわる」
「もう、避けたりしないで」
避けたくて避けてたわけじゃないんだけど。
理央の声が辛そうで、胸が締め付けられた。
「うん」
頷くと、理央は緊張が解けたみたいにほころんだ表情を見せた。それを見て、不覚にもときめいてしまった。
*
あの日以降、理央の顔を見て逃げることはしなくなった。気持ちが整理されたというよりも、あのときの理央の顔を思い出すとまた避ける気にはなれなかった。
あの後は一緒に帰ったし、今まで通り理央と律くんと三人で登校するようになった。今まで通りだけど、一つだけ違うことが。
私の定位置は理央と律くんの間だったけど、今は律くんの隣だということ。
理央から離れて、盾にするように律くんの隣をキープしていた。
理央の隣にいたら何されるかわからない。
いたずらな笑みを向けられる。
「そんなことないもん」
「顔紅いけど」
「いじわる」
「もう、避けたりしないで」
避けたくて避けてたわけじゃないんだけど。
理央の声が辛そうで、胸が締め付けられた。
「うん」
頷くと、理央は緊張が解けたみたいにほころんだ表情を見せた。それを見て、不覚にもときめいてしまった。
*
あの日以降、理央の顔を見て逃げることはしなくなった。気持ちが整理されたというよりも、あのときの理央の顔を思い出すとまた避ける気にはなれなかった。
あの後は一緒に帰ったし、今まで通り理央と律くんと三人で登校するようになった。今まで通りだけど、一つだけ違うことが。
私の定位置は理央と律くんの間だったけど、今は律くんの隣だということ。
理央から離れて、盾にするように律くんの隣をキープしていた。
理央の隣にいたら何されるかわからない。