≪結衣side≫
新年になり2日目の朝。
朝5時頃。
仕切りなしになるインターホンの音で目が覚めた。
こんな朝早くに誰かと思いインターホン越しに見てみると…
結「お義父さんとお母さんだ……。」
……しかも2人とも酔っ払ってる?
インターホン越しでも分かるほど顔が真っ赤だ。
大「誰だ…こんな朝っぱらから。」
結「お義父さんとお母さんみたい…」
私がそう言うと大雅兄は「はぁ…」とため息をつきながら玄関へと向かっていく。
大「……ったく。鍵持ってるんだから勝手に入ればいいのに。」
そう言いながらも玄関を開ける大雅兄。
その音で秀兄、瑛斗兄、琉生お兄ちゃんもみんな起きてきた。
父「みんな早起きで偉い!!」
琉「そりゃこんなにインターホン押されたら誰だって起きるよ。」
父「そうか!ちょうど良かった!お前たちにも飲み物買ってきたんだよ!」
と言っていつも以上にテンションが高いお父さんは事前に買ってきてくれた飲み物をそれぞれのグラスに注ぎ入れ、渡してきた。
大人たちはビールが入ったグラスを持たされ……
私たちは桃のジュースが入ったグラスを渡された。
グラスからはほんのりと甘い香りがしていて美味しそうだ。
父「よし!かんぱーい!!!」
無理矢理乾杯のコールをしたお義父さんはグラスに入ったビールを飲み干した。
瑛「寝起きで酒とか…飲む気しねぇ…」
琉「同じく。」
確かに美味しそうだけど…。
まだ起きたばかりで冷たいジュースはな…。
……でも流石に飲まないのは失礼だよね。
私はグラスを持ち一気飲みした。
桃のジュースにしてはかなり甘め。
それになんか……。
大「ん…?これ…。ちょっ結衣ストップ!!」
と言ってきた頃にはもう遅い。
私はグラスに入ったその飲み物を全て飲み干していた。
その瞬間グランと歪む視界。
私はその場にしゃがみ込んだ。
そしてそこからの記憶は全くと言っていいほどなくなった。
新年になり2日目の朝。
朝5時頃。
仕切りなしになるインターホンの音で目が覚めた。
こんな朝早くに誰かと思いインターホン越しに見てみると…
結「お義父さんとお母さんだ……。」
……しかも2人とも酔っ払ってる?
インターホン越しでも分かるほど顔が真っ赤だ。
大「誰だ…こんな朝っぱらから。」
結「お義父さんとお母さんみたい…」
私がそう言うと大雅兄は「はぁ…」とため息をつきながら玄関へと向かっていく。
大「……ったく。鍵持ってるんだから勝手に入ればいいのに。」
そう言いながらも玄関を開ける大雅兄。
その音で秀兄、瑛斗兄、琉生お兄ちゃんもみんな起きてきた。
父「みんな早起きで偉い!!」
琉「そりゃこんなにインターホン押されたら誰だって起きるよ。」
父「そうか!ちょうど良かった!お前たちにも飲み物買ってきたんだよ!」
と言っていつも以上にテンションが高いお父さんは事前に買ってきてくれた飲み物をそれぞれのグラスに注ぎ入れ、渡してきた。
大人たちはビールが入ったグラスを持たされ……
私たちは桃のジュースが入ったグラスを渡された。
グラスからはほんのりと甘い香りがしていて美味しそうだ。
父「よし!かんぱーい!!!」
無理矢理乾杯のコールをしたお義父さんはグラスに入ったビールを飲み干した。
瑛「寝起きで酒とか…飲む気しねぇ…」
琉「同じく。」
確かに美味しそうだけど…。
まだ起きたばかりで冷たいジュースはな…。
……でも流石に飲まないのは失礼だよね。
私はグラスを持ち一気飲みした。
桃のジュースにしてはかなり甘め。
それになんか……。
大「ん…?これ…。ちょっ結衣ストップ!!」
と言ってきた頃にはもう遅い。
私はグラスに入ったその飲み物を全て飲み干していた。
その瞬間グランと歪む視界。
私はその場にしゃがみ込んだ。
そしてそこからの記憶は全くと言っていいほどなくなった。