持っていたお弁当を机に置くと私を抱き締めてきた。


急なことでびっくりする。


「な、なに?」


私も持っていたお弁当を机に置き、問いかける。



「由良が可愛すぎるから抱き締めたくなった。」


「へ!?」


驚きの発言に顔が熱くなっていく。


それに気づいた來が、


「ははっ、真っ赤」


赤くなっている耳を触って遊んでくる。


「ちょ、くすぐったい」


「由良って、耳弱いもんな」