「先輩、どうしたんですか?」


「木崎さん、俺の話聞いてくれる?」


「は、はい」


そう言って話し出したのは先輩の家族のこと。


「そう、だったんですね」


そんなことがあって、女の人を信じられなくなっていたのに


私は先輩に不用意に近づいて、最悪だっ、、、!


ヒーローみたいだ。なんて、勝手に浮かれて


もう、近づかないでほしいとか言われるのかな、




もう、やめよう