インターホンの画面を確認すると





「ひさ……」




永和だった


何で……学校ずっと休んでただろ





永和に会いたい



そう思った瞬間に俺は玄関の扉を勢いよく開けた






「先輩……」

「ひさ……」






あいつの感触を忘れたい


永和で俺をいっぱいにして欲しい




「来い」

「ちょっ……先輩!?」






俺はそのまま永和をベットまで引っ張り




「永和……俺を抱いて」

「え?」

「あいつに触られた感触が消えないんだ」

「春せんぱ……」

「大丈夫。悪いのは俺だから。永和は悪くないから、だから」

「落ち着いて下さい!!」






テンパる永和を置いて俺はシャツを脱いだ






「いや、先輩のこと好きだし抱きたいけども!!」

「じゃあ抱けよ」

「そんな投げやりな先輩を抱く訳ないじゃないっすか」

「何で」

「何でって……先輩のこと大切にしたいからっすよ」