傍に居られなくてごめんね でも先輩のこと守るから 寝ている先輩の唇 そっと自分の唇を重ねた バレたら殺されそうだな 「春先輩。大好き」 運命だからじゃない 心の底から先輩が好き 「永和、授業遅れるぞ」 「郁也」 「お前の教科書も持って来たぞー」 保健室に俺を迎えに来た郁也 郁也は俺の家庭事情も全部知っている だから 「郁也、俺あの話受けたんだ」 「は?」 何の話をしているのか分かったようだ