「春……会いたかったよ」

「幹人……なんっ……で」



俺のヒートのフェロモンに充てられているのか興奮状態の幹人



「お前のせいで俺の人生めちゃくちゃなんだよなぁ……」




知るかよ

そんなこと





「お前を俺の番にしてやるよ」

「は?」

「お前は俺から一生離れられない」




嫌だ


嫌だ






「何だこのガキ」





幹人の視界に春永が入った瞬間

俺は春永を抱えた





俺がどうなろうと構わない

春永だけは守ってみせる