「ひさ!?」
「単刀直入に言います。俺、この人と結婚します」
こいつは…
もう、頭が痛い
「そうか……君が永和の。よく来てくれたね」
「え?」
「会いたかったんだ。まさか子供まで居るとは……本当に2人の子供?」
「あ、はい」
「運命の番が居るとは聞いていたけど子供が居るのは初耳だな」
「それは……俺……僕が永和さんにも言わずに出産したので」
「は?」
何か地雷を踏んだ?
永和の兄貴の顔が急に変わった
やばい……
やばい
やばい
変な汗が背中を流れる
「永和、てめぇ何1人で産ませてんだ!!」
え?