それでも
「皐月にぃ……俺」
「根性論じゃ無理なことぐらい言われなくても分かります!!それでも俺は春さんと一緒に居たい!!」
俺の声をかき消す永和の声
「苦労することだって分かってます……両親に伝えても無いんでこれからどうなるのかもわかりません。
ただ、俺1人が大変なら別にいい」
永和は真っ直ぐ皐月にぃの瞳を見つめる
「これから永和の両親に挨拶に行く」
「皐月にぃが?」
「当たり前だ。お前の保護者は俺だ」
なんだかんだ皐月にぃは優しいんだよ
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