婚約することで会社の権限が使えること
それによってイルギーを潰して幹人を飛ばしたこと
幹人が現れないようにこっそりSP付けていたこと
婚約者の会社を守る為の婚約でもあること
全部伝えた
「ひさ……とは、本気で……先輩のこと」
「泣くなよ」
「ずみまぜん……」
話終わる頃には俺が号泣
大事な主人で、友達で、家族なんだ
永和が必死に守っているのに勘違いされたままなんて辛い
「それで?俺にどうしろって?」
「え?」
「助けて欲しいんだろ?」
「いい……んですか?」
「そんだけ永和が春を守ってるって知って俺が何もしない訳には行かねぇだろ」