「どうしたの?」


突然叫び出した俺に
心底不思議そうな顔を向ける。



いやいやいやいや、



「お前、俺が好きなの?」


そう、
まずはここからだよな。


「うん。」


即答ぉーーー!!!


生粋のブラコンは
まさかまさかで
俺に恋してたーーー!!



「マジおもしろ。」

俺の顔と反応を見て
肩を揺らす兄貴。


「お前鈍いな。無口なこいつが他人と喋るなんてレアだぞ?しかも家に上げるなんてまさに奇跡だって。」


クスクス笑いながら
軽々と驚異の告白!