「え!そんなに、目立ってる??」


なのに、自覚が無さそうなエミリを可愛いと思える。


「まあ、そんな事より!
さっき、友達が出来たの!!」


嬉しそうな表情で、そう切り出すと私を見つめるエミリ。


まつ毛が長くて、顔は整っていて、出来の良いドールに見つめられている気分になってしまう。


「くるみちゃんて言うの!!
ずっと笑顔で素敵な子だから、皆、仲良くしてね?」
「「勿論だよ!!」」