「まぁーここは男子がかっこいい姿見せないとなっ」


「なんか、こーちゃん張りきってるね」


「あったりっめぇよ!!モテたいしっ」


「だから、逆にモテないんじゃん」



なんかキャラが正反対な俊たちだけど、このまま2人にしても大丈夫かな……?



「はーい、ゆゆちゃん手袋。汚れちゃ嫌だもんね」


「わぁーっ、ありがとう!」



プールサイドの下で草むしりをしていると、亜莉朱ちゃんが倉庫から手袋をもってきて、 私の分まで手わたしてくれる。



やっぱり、亜莉朱ちゃんは気が利いて優しいなぁ。