「モモちゃんマジで最高~!」
「は?」
「よく私だってわかったね」
「ああ、まあそれは」
「んっふふ」
「え、なに気持ちワル」
「おい!!」


グーパンで腰を殴ってそのまま腕に手を絡める。おお、普通に受け入れてくれた。モモちゃんガードが緩すぎてちょっと心配。しっかしこうして改めて並んでみるとかなり背ぇ高いな。今日はぺたんこローファーだけどこれならハイヒールでもバランスは良さそう。


「次のデートではルブタンのピガール履けちゃうな~」
「これデートなんですか?」
「デートでしょ!買い物にご飯だよ?!」
「……アンタ、一応ゲーノージンなんですよね?ここ結構な人通りですけど大丈夫なんですか。変装甘いと思うんですけど」
「え~!ヤだ心配してくれるのぉ~?」
「あ、やっぱいいです」
「おい!!」