そして.いきなり腕を引っ張られた。
 
「へっ?ちょちょっと!?」
 
よく分からないけど引っ張られるまま
ついて行った。
 
 
 
そしてたどり着いた場所は校舎裏の木の下だった。
 
彼がいきなり止まったから私は止まれず…
 
ドン!
「痛…」

彼の胸板にあったった。

私は顔を抑えた。

「だっ大丈夫!?」

彼は動揺していた。

「うん…」

しばし沈黙になった。