この瞬間をずっと待っていた。

再び命が宿る瞬間を夢見ていた。


「夢の続き・・・だな・・・」
夢のような幸せな時間の先にあるもの・・・。

2人がずっとずっと待ち望んでいた瞬間。

「うん」
恵理の声も震えている。

「愛してる」
「私も。愛してる。」