遊んでる私に、先生が私の名を呼び、呼びつけた。
先生は仁王立ちし、かなりご立腹の様子だ。
私はバレた、と思い、申し訳なさそうな顔をし、先生の元へ行くと、先生は私の腕を強く引っ張った。
そしてランドセルを開けて、シールを取り出すと、何これ!?と言った。
私は泣き崩れた。
私の腕を痛いくらい強く引っ張り、教室へ連れていくと、先生のお説教タイムスタート。
なぜ盗んだのか?あなたは、泥棒だよ。警察へ行こうか。と私を詰った。
私はずっとわんわん泣いていた。
お母さんに連絡するから。と先生は冷たく言い放った。
私は先生になぜ盗んだのか、と聞かれ、お母さんが買ってくれないから。と答えた。
先生は呆れ顔だった。

その夜、先生が母に電話し、父にもバレた。
父は黙っていたが、母はもうしちゃダメだからね。と意外と淡々と私を諭した。